熟年の日記

熟年離婚バンコク一人ぼっちの年金暮らし

営業部長への昇格支部に着任後「自分の存在は太平洋に泳ぐメダカ一匹」と感じる

<第18回>

春日部支社春日部支部に着任すると、新宿支社長から言われた通りの素晴らしい支部でした。全国の優績者と言われるトップセールスマンが在籍しており、職員は40名も在籍しており支社の牽引支部でした。又しっかりした支部長補佐、チームリーダーが居り支部長は、支部長補佐、チームリーダーに仕事を指示すれば勝手に支部が回る最強の支部でした。私はここで3年間支部長をやれば、念願の営業部長に昇格できると思い赴任2年目を迎える時、新任の支社長が着任しました。新任支社長は飛ぶ鳥を落とすぐらいの実績で支社長に昇格した人材の為、私の支部経営が歯がゆいと感じいつも支社長室で業績が悪いと叱られていました。支社長赴任6か月後支社長から呼ばれ、何故俺の言う通りに仕事をしないのかと言われ口論となり、その翌年の3月に私は2年で転勤になりました。それも転勤の辞令は支部職員の全員知ってから、最後に私が知りました。

私は24歳で第一生命にセールスマンとして入社して苦労に苦労を重ねましたが

「自分の存在は太平洋で泳ぐメダカ一匹」だったと痛切に感じ新たな支部に転勤する事になりました。

 

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会社内の人事異動は職場のマンネリ化の防止の為

<第17回>

最強の職員と最強の募集市場で有っても営業の世界のマンネリ化の恐ろしさを体験する。新宿第二支部に着任して8年の歳月を過ぎると、朝礼で何を話しても、職員は又何時もの話をしていると言って8年前の着任時の職員さんの真剣な顔つきは完全に消えてしまい業績は対前期割れをしてしまい、新宿支社内の中野第三支部に転勤する事になりました。新しい支部に行くお互いに、又新鮮な気持ちが発生して、業績は新宿第二支部の対前期200%の進展は出来ませんでしたが対前期150%の進展が出来ました。

新宿支社内の支部長在籍が最年長になり、新宿支社の労働組合の委員長を任せられ、

楽しく支部長職を12年経過した時、支社長から呼び出されて、転勤の話しがありました。支社長からは今度の転勤先で営業部長を目指すように言われ、新たな支部の生まれて初めての単身赴任人生のスタートが始まりました

 

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新宿第二支部の採用の取り組み。

<第16回>

職員は全員が職場募集と新宿第二支部のテリトリーが新宿支社の周りのビジネス街の為採用が全く出来ない為、止む無く、新聞広告に第一生命営業職員の採用折込チラシの投函と郊外の風呂屋に第一生命営業職員の採用のポスターを作成して掲示しましたが、全くの効果が無く、止む無くリーダー会議を開催して、支部の採用不振の解決策「7日間の豪華ランチ会食会」の作戦会議を行いました。作戦<ステップ1>職員全員が3日間営業活動を中止して、支部作成のアンケート用紙を持って、新宿駅西口に立って、アンケートをもらい、第一生命の営業に興味のある人をそのまま新宿第二支部に見学に来させる。

<ステップ2>支部長は仕事の説明をせず「7日間の豪華ランチ会食会」のお誘いをする。<ステップ3>支社会議室を10:00~11:30まで借りてその会議室で7日間入社説明会を開催して帰りに日当1000円を支払いその後取扱者と新宿支社の目の前の新宿センタービルで豪華ランチを食べながら取扱者が採用説得をする。

この作戦が大成功して新任赴任先の小岩支部と同じく1ヶ月で10名の採用が出来て翌月から40名の支部になりました。

 

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新宿第二支部の個人能率向上の取り組み

<第17回>

個人能率向上は以外に簡単でした。職員全員が職場募集の為契約の全てが個人契約で

1件契約の金額が少額の為、職員が全く知らない法人契約の経営者保険の指導でした。

朝礼で経営者保険の仕組み、経理処理、ニード喚起を徹底的に指導して、職員の担当

企業に訪問して担当課長からの取引先の企業を紹介してもらう簡単な方法でした。紹介企業に職員と支部長二人での訪問すると、一流企業からの紹介の為、最低5000万円の契約が面白いように取れました。最高の契約は法人契約で社員全員加入の一時払い保険料5億円の契約獲得の翌月の職員さんの給与が当時は現金払いの為、給与袋に入り切れ無くて、5袋有って私もビックリしました。そんな関係で、お陰様で業績は対前期

200%の進展が出来ました。

 

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新宿支社 新宿第二支部に赴任して会社設立を辞める事にしました

<第15回>

3度目の転勤先の支部は素晴らしい支部でした。「小岩支部」「北第二支部」に赴任時に朝礼に参加した職員は5名前後でしたが、30名の職員が朝礼に全員参加していて、一流企業の職場募集をしている、第一生命を代表する素晴らしいセールスレディでした。今回の人事を見て、仙台支社でボロボロの支部を再度担当して支部長職が嫌になってしまい会社を退職して販売会社を小野寺支部長と設立する準備していたのがバレテしまい、会社はここで支部長職をやるように思えました。仙台支社で全く支部長職の仕事をしなかった、自分を深く反省しました。早速仙台支社の小野寺支部長に連絡して今回の件を報告すると、「俺は元々第一生命退職して事業をやる計画でいたので俺一人で会社設立をするので、石原は新宿支社で支部長をやれよ」と言われ、新宿第二支部の問題点を分析しました。問題点は2点ありました、第1点は契約の全てが職場募集の為、契約の1件金額が低い点、第2点は職場募集の為、採用が全くできない点でした。

早速この問題点の解決に取り組みました。

 

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会社設立の為の資本金作り

<第14回>

仙台支社に赴任の年齢は私と小野寺支部長の年齢は31歳で結婚もしており子供もおりましたので第一生命を退職すると住まいも無くなり、毎月の給与も無くなる為、に一人500万円の預金を始めました。預金はボーナスの50%を預金して

それ以外に最初は麻雀店を始めました。マージャン店と言っても仙台支社付近にマンションの一室を借り、電動マージャン機を買い、お客さんは小野支部長の部下を毎日集めての営業で、当日のマージャンの遊び代金、ビール、つまみ、カップラーメン、は全て付けで給与に小野寺支部長が全て集金する制度の為、毎晩盛況で確実に目標の500万円の預金に向かい2年後には達成できる目途が立ちました。3月に小野寺支部長に東京の支部の転勤の社命が来ましたが、支部長職を降りて私の支部のセールスマンとして残り着々と起業に向けての準備を進めておりましたが、今度は私が3月に東京の支部の転勤の社命が来てしまいました。当時の私には2人の子供と妻が居り、第一生命を退職して起業する為の資金が3月の時点では不足の為、二人で今後の相談をした結果、とりあえず私は東京の支部に転勤して資金が溜まり次第、第一生命を退職して、又仙台で合流する、それまでは私は東京で小野寺支部長の贈答品を支部経費で買い入れ、又支部での職員の物品の販売は私が行い、又私の後輩の支部長の協力依頼を行い東京の第一生命の支部の全域を攻略する話しに至りました。

 

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神田西支社小岩支部での出来事が私の第一生命の運命を変えてしまった。

<第13回>

お陰様で新任の小岩支部で、奇跡とも思える4年間で実働9名から実働40名の実績を踏まえて赴任先の仙台支社北第二支部に着任しました担当支部は実働15名で小岩支部より実働が多い支部でしたが毎日出勤する職員は7名位で前任支部と同じく支部ランクは支社最下位でした。小岩支部で最下位クラスを40名支部のトップクラスにする方法を体験した為、私は3年で実働40名にして寒い北国から東京に戻してもらうよう「第2のエイトステップ」仙台支社版を計画していた矢先に本社の営業管理課からの

呼び出しが有り、急遽の東京長期滞在になりました。本社の営業課に行くと其処には

私が住んで居た鎌田アパートの上の階に住んで居た森田課長(第一生命社長)が非常に怖い顔つきで「石原君、今日はなんで呼び出されたのか分かりますか?」と聞かれました。私は全く分かりませんと回答すると、森田課長から小岩支部の職員さんが実名で本社に投書をした件で事実関係を確認するためとの事でした。

事実関係の内容は支部親睦会の経理状況の確認でした。事実を認めると、なぜそのような事をしたのかと質問された為、私は支部着任時、ベテラン職員から小岩支部では親睦会の毎月の会費を支部長さんが給与日に集金してそれを、支部新年会、支部忘年会、

支部一泊旅行に充てるようにするのが支部長の仕事なのでとお願いされ前任者の繰越金を渡されてました。

又投書に有りました退社職員の親睦会費1000円旅行積立金

1000円の積立金で旅行不参加者の返金の話しはベテラン職員から一切聞いて居ませんと回答すると、とにかく退社職員の旅行積立金の1000円は全て返金するようにとの為、埼玉県の実家に一週間宿泊して、3年間で採用して退社した職員100名以上のお金を全額返金して、領収書を営業課に届けると、当時の最高責任者の吉永取締役の部屋に呼ばれ吉永取締役から「石原君大変だったね、会社はたとえ親睦会費であっても

支部長が取り扱えば公金です我々は親睦会費を支部長が取り扱っている支部があると全く知らなかった、と言って退社職員に返金した50%を吉永取締役の取引銀行に行き、お金を引出し私に手渡しをしてくれました。

その後社内通達で私の支部の親睦会費の事例を挙げて支部長による親睦会費の関与の禁止が通達されました。

東京での一週間の親睦会費の全額返済が終わり仙台支社に戻ると、其処には神田駅前支部の仲間だった小野寺支部長が居り特設支部支部長として40名のAクラスの支部経営をしていました。

今回の件を話すと小野寺支部長が「石原、第一生命を辞めて第一生命の支部長相手に贈答品の販売と第一生命の職員相手に布団の販売をやらないか言われ」ました。

私は4年間苦労して小岩支部をAクラスの支部にして次に担当するのがまた最下位クラスの支部で、親睦会費の返金が納得出来なかった為、第一生命を退職する事を昔の仲間小野寺支部長と決意する。

 

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