熟年の日記

熟年離婚バンコク一人ぼっちの年金暮らし

神田西支社小岩支部での出来事が私の第一生命の運命を変えてしまった。

<第13回>

お陰様で新任の小岩支部で、奇跡とも思える4年間で実働9名から実働40名の実績を踏まえて赴任先の仙台支社北第二支部に着任しました担当支部は実働15名で小岩支部より実働が多い支部でしたが毎日出勤する職員は7名位で前任支部と同じく支部ランクは支社最下位でした。小岩支部で最下位クラスを40名支部のトップクラスにする方法を体験した為、私は3年で実働40名にして寒い北国から東京に戻してもらうよう「第2のエイトステップ」仙台支社版を計画していた矢先に本社の営業管理課からの

呼び出しが有り、急遽の東京長期滞在になりました。本社の営業課に行くと其処には

私が住んで居た鎌田アパートの上の階に住んで居た森田課長(第一生命社長)が非常に怖い顔つきで「石原君、今日はなんで呼び出されたのか分かりますか?」と聞かれました。私は全く分かりませんと回答すると、森田課長から小岩支部の職員さんが実名で本社に投書をした件で事実関係を確認するためとの事でした。

事実関係の内容は支部親睦会の経理状況の確認でした。事実を認めると、なぜそのような事をしたのかと質問された為、私は支部着任時、ベテラン職員から小岩支部では親睦会の毎月の会費を支部長さんが給与日に集金してそれを、支部新年会、支部忘年会、

支部一泊旅行に充てるようにするのが支部長の仕事なのでとお願いされ前任者の繰越金を渡されてました。

又投書に有りました退社職員の親睦会費1000円旅行積立金

1000円の積立金で旅行不参加者の返金の話しはベテラン職員から一切聞いて居ませんと回答すると、とにかく退社職員の旅行積立金の1000円は全て返金するようにとの為、埼玉県の実家に一週間宿泊して、3年間で採用して退社した職員100名以上のお金を全額返金して、領収書を営業課に届けると、当時の最高責任者の吉永取締役の部屋に呼ばれ吉永取締役から「石原君大変だったね、会社はたとえ親睦会費であっても

支部長が取り扱えば公金です我々は親睦会費を支部長が取り扱っている支部があると全く知らなかった、と言って退社職員に返金した50%を吉永取締役の取引銀行に行き、お金を引出し私に手渡しをしてくれました。

その後社内通達で私の支部の親睦会費の事例を挙げて支部長による親睦会費の関与の禁止が通達されました。

東京での一週間の親睦会費の全額返済が終わり仙台支社に戻ると、其処には神田駅前支部の仲間だった小野寺支部長が居り特設支部支部長として40名のAクラスの支部経営をしていました。

今回の件を話すと小野寺支部長が「石原、第一生命を辞めて第一生命の支部長相手に贈答品の販売と第一生命の職員相手に布団の販売をやらないか言われ」ました。

私は4年間苦労して小岩支部をAクラスの支部にして次に担当するのがまた最下位クラスの支部で、親睦会費の返金が納得出来なかった為、第一生命を退職する事を昔の仲間小野寺支部長と決意する。

 

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