政権交代確実？静岡補選は無党派の７割が「野党系を支持」と回答

＜第１４０回＞

参議院選挙の補欠選挙の出口調査で無党派の７割が「野党系を支持」と回答しました。この状況は１０年前の民主党鳩山政権の政権交代と同じ状況です。今回のブログは１０年前の政権交代の背景を紐解きその問題点と再度野党が政権交代をした場合の問題点を解説します。

１０年前の政権交代時の民主党公約

①特殊法人の事業仕分けを行い政府の無駄を削減してその財源で生活困窮者に現金支給

１子供手当の支給

２高速道路の無料化

３ガソリン税廃止

②衆議院議員８０人削減

③天下りの廃止

④公務員人件費の２割削減

⑤沖縄県の米軍基地「最低でも沖縄県外の移転」

１０年前に民主党の選挙公約を期待して無党派の国民は民主党に投票をしました。結果民主党は無党派の支持を受けて大勝して政権交代をしました。

政権交代後に民主党は公約を実施をしますが全ての公約は行う事は一切ありませんでした。何もしなかった民主党は経済政策に於いては何故か「韓国」を優遇させる円高政策を行いました。結果全ての半導体、電化製品の日本製品は円高により韓国サムスンに移行してしまい半導体、テレビ、スマホを世界のサムスンにしてしまいました。

当時の１ドル７０円の円高政策によって日本製品が衰退した理由

①韓国サムスンは何の技術を持たない部品の製造工場で現在も同じ水準です。

日本から半導体製造機と半導体の材料を輸入して、韓国人の安い労働力で製品を作りメイドイン韓国製として販売していました。製品は日本製と韓国製では全く同じです。値段が同じで有らば世界は日本製品を購入します。民主党政権は政権交代時に何故か円高政策の１ドル７０円を導入しました。

当時の日本製品と韓国製品の値段

日本製品：１００ドル

韓国製品：　７０ドル

同じ商品が３０ドルも安いのです世界中の国は韓国製品を購入しました。結果半導体と電化製品は全てサムスン電子工業に行ってしまい日本の半導体と電化製品の会社は全て倒産してしまいました。どうして民主党は日本の大切な産業を倒産させてしまったのか？

理由はズバリ民主党の閣僚は全て在日韓国朝鮮人のためです、一人だけ蓮舫さんは在日台湾人です。

結果民主党政権は３年後の衆議院議員選挙で惨敗して自民党安部政権が再び誕生しました。当時の鳩山総理大臣は３年後の衆議院議員選挙では国民に嘘をついて政権交代をした事が分かり落選が確実で、その時に政界を引退しました。

今回の政権交代のシナリオをは１０年前より最悪です、小選挙区では野党の候補を一本化しての与党と野党の対決です。野党の公約は「コロナ対策の現金支給」と「最低賃金の引き上げ」と「富の再分配政策」ですこの政策は社会主義の共産党の政策です。もし政権交代しても１０年前と同じく何も出来ません。理由は簡単です。日本人は共産主義は嫌いで自由主義が好きだからです。

今回の衆議院議員選挙で争点はコロナで弱った「経済の立て直し問題」と「北朝鮮のミサイル防衛問題」と「尖閣諸島問題」です１０年前と同じく目先の問題で政権交代をしてしまったら今回は取返しの付かない状況が予想されます。

今回の衆議院議員選挙は正に日本の目指す方向を決める大切な選挙です。野党の公約は目先の現金支給が中心です一回でも１０万円の現金支給は有りがたいですが、このような政策を公約に掲げた政党が政権交代をしても日本は衰退の道を進むしか有りません。

＜バンコク爺さんの独り言＞

今回の衆議院議員選挙は政権選択の選挙です。与党が勝つか野党が勝つかでこれからの４年間の日本の目指す方向が決まります。私は７３年間を日本の政治を見て来ました自民党の良さも悪さも見て来ました。自民党のが良いのか野党が良いのかを決める選挙です。私達は１０年前に民主党の公約に感動して民主党政権を選んでしまいました。

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